ボビンレースは、糸と針で刺しゅうのように仕上げるニードル・ポイント・レースとは異なり、棒状に作られた木製の糸巻きの糸でデザインに沿って交差とねじりを組み合わせながら織り、糸が絡まらないようにピンで固定して織り上げてゆくものです。 16世紀中期から、非常に繊細なレースを織るため上質の亜麻糸が必要となり栽培されはじめ、ベルギーのブラバンド地方で並外れたみごとな亜麻糸が育てられました。 中世ヨーロッパの王妃、貴族はもとより裕福な人は必ずレースを身に着け、襟・袖口・衣服のボーダー・帽子の紐・ハンカチ・扇・エプロン・ショールから靴下、靴にいたるまで装飾用として、また、高僧の衣服や教会の儀式の際にもレースがふんだんに用いられました。 現在では、時間にもゆとりのある人たちが、楽しみながらレース作りを学んでいます。 なかには複雑な中世のレースの復元を通してそのテクニックの解明に魅せられている方もいらっしゃいます。
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