ニャンドゥティ
川村 寧子 先生
パラグアイの伝統レース”ニャンドゥティ”
●ご担当いただいている講座の魅力は何ですか?
ニャンドゥティとは、南米のパラグアイに伝わる伝統のレース編みです。
魅力の一つとしては、南米ならではの色鮮やかなところ。
パラグアイは、ピンクや黄色や紫などの色とりどりの花が咲き乱れ、真っ青な空、白い雲、そして赤い大地が広がっています。そんなパラグアイの国の自然の色そのままがレース編みに表現されています。華麗な色使いは、癒しをもたらし、ワクワク感を与えてくれて、またパワーをくれます。
もう一つの魅力はユニークなモチーフのデザインです。カラフルな鳥や植物はもちろんのこと、クモやかたつむりのような虫や、人のおへそや眉毛などのモチーフもあります。自然や生活にとても密着しているところも面白さです。
●講座ではどういった指導を心がけておられますか。
ニャンドゥティの技法はとてもシンプルです。基本をゆっくり丁寧に、繰り返しご指導します。
同じモチーフでも、糸の色を変えたり太さを変えるだけで、全く違った雰囲気になるので、世界で一つだけのオリジナル作品を作りだす喜びを感じていただきたいと思っています。
そして、同じクラスの方々の作品を見てお互いに刺激をしあいながら、楽しいクラス作りを目指します。
●講座を受講しようと思っておられる方へメッセージをお願いいたします。
基本のテクニックはシンプルながら、その様々な組み合わせで何百というモチーフが生まれています。
そしてその何百とくモチーフと何百という色を組み合わせたら可能性は無限大。
針と糸だけで心躍る時間を楽しんでください。
また、日本から一番遠い国パラグアイのお話も交えてクラスを進めていきますので、パラグアイという国にご興味が湧いた方も是非お待ちしています。
「アルパ(パラグアイハープ)に出会い、ニャンドゥティにも強く魅かれる。本場パラグアイへ行き、多くの作品を手にし、現地の方に指導も受ける。岩谷エレナ主宰AcademiaMieElena上級者コース修了」