ビーズの縁飾り
西田碧 今村クマ 先生
自分の手でモチーフを作り出す喜びを
ご担当されるクラフトを体験する、作品を作る、魅力はなんですか?
もともとはトルコのスカーフの縁飾り「オヤ」を、私たちは日本流にアレンジしています。ビーズを通した糸とレース針1本で、いつでもどこでも編める手軽さが魅力。それを、服に縫いつけたり、バッグや小物を飾ったり、アクセサリーに仕立てたり、自由にアレンジできるのが楽しいところです。
先生がこのクラフトをしようと思われたきっかけや出会いがあればお聞かせください。
以前、アメリカを旅行していたときに手にした雑誌「ピースワーク」で、トルコの「オヤ」を知りました。その数年後、新宿で「トルコの伝統刺繍とオヤ展」を見て、当時関わっていた「ビアンフェ」という会員誌で紹介。2006年に初めてトルコに行き、以来、トルコとオヤのとりこになりました。
クラスではどういった指導を心がけていますか。
自分の手でモチーフを作り出す喜びを感じていただけるように、アイテムや材料を選んでいます。編みあがって、「可愛い!」と、ニコニコされるのを見ると私たちも幸せな気分になります。
これからはじめようと思っている方にメッセージをお願いします。
レース針でくさり編みができる方なら作れるようになります。モチーフは、色違い、素材違いでアレンジは無限大に楽しめ、プレゼントしても喜ばれます。
見やすいカラーのテキストを使い、細部まできちんと教える今村と、おおらかで優しく教える西田とのコンビで講習します。是非ご一緒に楽しみましょう。
●西田碧
ビーズの縁飾り研究会。ジャンルを問わず手芸作品を多数製作。トルコのオヤに魅せられ、「ビーズの縁飾りVol.1~3」「ビーズを編み込むすてきアクセサリー」をCRKdesignと共著出版。手づくりの楽しさを広めている。
●今村クマ
ビーズの縁飾り研究会。CRKdesignのデザイナー。作品デザインから編集を担当。「ビーズの縁飾りVol.1~3」「ビーズを編み込むすてきアクセサリー」の他、「ビーズがかわいい刺繍ステッチ」「着物のふるさと・染め織り巡り」などの製作に関わる。